池袋血管外科クリニック

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日帰り手術

最新のレーザー治療を実施 手術実績は2000例

日帰り手術

当院では以下の日帰り手術を行っています。現在、当院で行っている手術の99%はメリットの多いレーザー治療もしくは下肢静脈瘤塞栓術(Glue:接着剤)ですが、過去に下肢静脈瘤の手術をしたことがあり、残存した静脈瘤を再手術する場合は硬化療法や場合によってはストリッピング手術を行うこともあります。また、血管の蛇行が激しい場合は複数の手術方法を組み合わせることもあります。
当院ではレーザー治療もしくは下肢静脈瘤塞栓術(Glue:接着剤)という最新の治療を中心に、患者さまの状態により臨機応変に従来の治療法も使いながら最適な手術を行っています。

初診時の流れ

1受付

保険証を受付にお出しください。またお薬手帳や紹介状などをご持参の際はご提示ください。
初診時には診察前に問診票へのご記入をお願いしますので、予約時間の10~15分前にはご来院ください。


2診察・検査

医師の診察後、必要に応じて検査を行います。
下肢静脈瘤に関する検査の際は当院で検査着をご用意しておりますので、ご来院いただく際の服装は自由です。
ただし、脚の付け根の部分にまで超音波を当てて検査するため、太ももまで隠れるような下着などの着用は避けて頂きますよう、お願いいたします。


3ご説明・ご相談

診察と検査の結果をもとに、病状と考えられる治療法(選択肢)について詳しくご説明します。ご不安な点、ご不明な点などがございましたら遠慮なくご質問ください。


4治療開始

手術などが必要な方は、次回のご予約をお取りします。

最新のレーザー治療

逆流している血管を焼いて閉じる

レーザー治療は、静脈の中に細いレーザーファイバーを通して、レーザーの熱で逆流している静脈の血管を閉じる治療法です。

痛みが少ない、傷が小さい、早い

レーザー治療のメリットは「痛みが少ない」「傷が小さい」「早い」ことです。
レーザー治療は2011年に保険が適用されましたが、この段階ではまだ術後に痛みがありました。しかし2014年に痛みの少ない新しい機器も適用の対象になったことにより、手術後に痛み止めの薬を飲まなくていい人もいるほどになりました。
また、レーザー治療は血管の中から治療するため、切開部が1ヵ所だけで済み、傷口も2ミリほどと小さいことが特長です。局所麻酔を行い、20~30分ほどで手術は終わります。手術後は安静にする必要もなく、すぐにご帰宅いただけます。

血管内塞栓術(グルー手術)

医療用接着剤を注入し血管を塞ぐ

血管内塞栓術(グルー手術)

下肢静脈瘤血管内塞栓術とは、逆流のある血管内にカテーテルを入れて、医療用の瞬間接着剤(医療用接着剤:グルー)を注入し、血管を塞ぐ手術です。
2019年12月より『VenaSeal クロージャーシステム(以下ベナシール)』を用いたグルー手術が下肢静脈瘤の治療として保険適用となり、2020年より下肢静脈瘤の保険診療に用いられることとなりました。

血管内塞栓術はボコボコとした伏在型静脈瘤の治療法となります。
カテーテルを介して血管内にグルーを注入し瞬時に閉塞させることで病的な逆流を消失させることで、血行が正常化して静脈瘤が消えていきます。グルーにより閉塞した静脈は、数か月かけて体組織に吸収されていきます。

血管内焼灼術とは違い、熱による組織の損傷の危険性がないので血管周囲に局所麻酔をする必要がありません。したがってカテーテルを入れる部分にのみ局所麻酔をするだけで手術が可能です。手術後に弾性ストッキングを着用する必要もなく、手術後の運動の制限もありませんので、すぐに仕事等を行うことも可能です。

痛みも少なく、合併症も少ない、費用面でも受けやすいなど、メリットの多い治療法となりますが、デメリットもあります。
デメリットとしては、薬剤によるアレルギーがある、血管の形状や深さによっては治療が難しいことなど、患者さまの状態によってはグルー治療をお勧めできない場合もあります。そのため、治療をお受けいただく患者さまの症状をきちんと精査し、適応を見極める必要があります。

ストリッピング手術

レーザー導入前に行われていた従来の治療法

ストリッピング手術は、レーザー治療が導入される前に広く行われていた治療法で、弁が壊れてしまった静脈を引き抜いて取り除く手術です。まずは超音波検査で逆流のある範囲を確認し、その範囲だけを抜去します。傷んだ血管を取り除いても問題はありません。

細い針金を入れて静脈を取り除く

方法としては、膝下と太ももの付け根の溝の内側を数センチ切開し、細い針金であるストリッピングワイヤーを挿入、麻酔で痛みと出血をコントロールした状態で取り除きます。手術は1時間以内に終わります。
術後は手術をした脚全体に弾性包帯を巻きます。数日後に包帯を外し、弾性ストッキングに履き替えます。手術直後から日常の生活は可能ですが、激しい運動や旅行ができるようになるのはおよそ1週間後に抜糸をしてからになります。

ストリッピング手術は逆流している血管だけを取り除くので、再発の可能性は低く、術後に残った静脈瘤は徐々に小さくなって目立たなくなっていきます。それでもこぶが気になる場合には、後述の「硬化療法」を行う場合もあります。

痛みの少ない当院のストリッピング手術

当院では、静脈麻酔とTLA麻酔という2種類の麻酔を使い、痛みの少ないストリッピング手術を行っています。眠っている間に手術が終わります。
TLA麻酔とは、薄めた局所麻酔液を血管の周りにやや多く注射する方法。止血効果のある薬も少し含まれていて、鎮痛効果も長く続きます。
リカバリールームで休むことも可能ですが、術後すぐに歩くことができ、そのまますぐに公共交通機関を利用してご帰宅いただけます。

高位結紮術(こういけっさつじゅつ)

血管を縛ってから切り離す手術

高位結紮(こういけっさつ)術は、傷んだ静脈の上部を切開し、血管を縛ってから切り離す治療法です。
太もも付け根の溝の内側にある静脈を縛ってから部分的に切除し、端を結紮する(縛る)ことで、血液の逆流を止めます。

多くの場合は硬化療法を組み合わせて治療

傷口がストリッピング手術よりも小さく、1ヵ所で済みますが、高位結紮のみの治療では不十分で、再発率が高くなります。そのため手術ができる患者さまは限られます。
多くの場合は後述の硬化療法などを組み合わせて治療します。

硬化療法

血管を閉じる薬を注入、再発する可能性も

硬化療法は、患部の血管に硬化剤を注入して血管を閉じる治療法です。
主に直径3ミリ以下の細い静脈瘤に適しており、施術時間は10分ほど。硬化剤には血管内をくっつける糊のような働きがありますので、ふさがった血管は細くなっていき、やがては体組織に吸収されます。
なお、血液は別の静脈を通って流れていくため、血流が悪くなることはありません。
※静脈瘤が広範囲に及ぶ場合は、数回の通院が必要になる場合があります。

傷跡が残りにくく、体への負担が少ないといったメリットがありますが、再発率が比較的高く、また色素沈着などの合併症を起こす可能性もあります。

医療法人社団検査 池袋血管外科クリニック

TEL
03-5928-4888
住所
〒171-0022
東京都豊島区南池袋1-17-2 南池袋I-Nビル7F
診療科目
血管外科
院長
梅澤 久輝
(医学博士/日本外科学会外科専門医・指導医/
日本心臓血管外科学会専門医・修練指導医/
日本脈管学会脈管専門医・研修指導医 他)
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